top of page

次国独立戦争

18xx年~18xx年にアードラー帝国の植民地であるアゼキワ島、イデ島、グエムニム島、メロフトウ島で起こった戦争である。

歴史的経緯

アードラー帝国はアゼキワ島、イデ島、グエムニム島、メロフトウ島、クキタ島からなるグエムニム諸島を武力で制圧し実効支配していた。アードラー帝国はグエムニム民族独自の教育を否定し民族の歴史観の改変をした。それに抗議したアレクセイ・サイティエフ族長をアードラー帝国は反逆罪として処刑した。国民全員にこのことが伝わると各地で反発が起き暴動やデモなどが起き、5人を射殺8人が拘束された。

またアードラー帝国に批判的であったジョーンズ大将、ダグラス中将にも伝わり2人は民族尊重、待遇の改善を求め議会に直談判した。しかし議会はこの訴えを棄却しジョーンズ大将、ダグラス中将を偽証罪でそれぞれ中将、少将に降格させた。

​ジョーンズ中将は改善を諦め国として独立する道を模索し始めていた。手始めにジョーンズ中将は族長であるニコライ・ペトロフ族長に暴動をやめることと独立軍編成への協力を要求した。またアードラー帝国に対立していた大イデアル国にも秘密裏に協力を求め独立軍の編成の準備をしていた。

グエムニム蜂起

大イデアル国の協力もあり必要最低限の物資がそろったこと、またグエムニム義勇軍の練度も十分になったことから大イデアル国を通して独立軍の編成を宣言し、宣戦布告をした。また大イデアル国は独立軍の支援を宣言した。奇襲であったことからグエムニム島の制圧は予定の半分の5日で制圧することができた。

​このことはほかのイデ島、メロフトウ島、アゼキワ島にも伝わり3島のグエムニム民族はこれに影響を受け反乱が各地で起こった

イデ島の戦い

独立軍は小型艇の整備拠点があったイデ島に予定よりはやく上陸した。防備の強化もされていたがイデ島の島民の反乱もありあまり被害を出さず、かつ迅速に制圧をすることができた。独立軍は整備拠点を手に入れたことで上陸部隊と援軍阻止を目的とする魚雷艇部隊の2部隊に分かれた。

アゼキワ沖海戦と

アゼキワ島司令部銃撃事件

アゼキワ島では青年3人が司令部を銃撃し(アゼキワ島司令部銃撃事件)、一部の防衛軍は独断で撤退するほど混乱に陥っていた。そのため上陸部隊は難なく上陸でき制圧することができた。

アゼキワ島沖では撤退中の防衛軍と増援の防衛軍と援軍阻止部隊が鉢合わせし戦闘がおこった(アゼキワ沖海戦)。独立軍は勝ち目がないと判断し雷撃後すぐ離脱した。雷撃の戦果の報告は1本の命中で1隻大破だったが国民感情を優先し1隻撃沈の2隻大破と発表した。実際の雷撃戦果は報告通りであったが防衛軍同士の攻撃によって最終的な被害は1隻自沈処分、2隻中破となった。

メロフトウ島の戦い

メロフトウ島は反乱がおきてから時間がたっていたため4島の中で一番防衛が頑丈であった。とはいえ島民の反乱や軍内部での混乱から上陸は容易であった。メロフトウ島を半分ほど制圧したところでメロフトウ島司令部は降伏。戦闘は終了した。

影響

独立軍のような小さな部隊に負けたことからアードラー帝国内では軍や政府に対し不満や不安​が高まった。セカンド帝国では独立できたこと、アードラー帝国に圧勝したことから軍への期待が高まった。一方で圧勝であったにもかかわらずクキタ島を残し終戦したことから政府に対する不満が続出した。

最終的には両国ともに国民からの不満を高める結果となってしまい、その結果セカンド帝国はクキタ島事件を起こすこととなってしまった。

関連記事

すべて表示

第七次補充計画

​第七次海軍補充計画とは次伊亞連合帝国軍部の建艦計画である。 概要 連合帝国は令唖戦争参戦決定に伴い第六次補充計画を決定した。当初国との全面戦争を行わない方針であった連合帝国軍は揚陸戦力をほとんど保持しておらず、上陸戦および海上輸送で苦戦することは過去の戦争からも明白であっ...

第六次補充計画

​第六次海軍補充計画とは次伊亞連合帝国軍部の建艦計画である。セカンド帝国、大イデアル王国、第二アードラー帝国の三国が参加した。​ 概要 19xx年、レソナ帝国とアノニム帝国との間で戦争が始まった(令唖戦争)。 連合帝国軍部は宣言通り令亞戦争への参戦は行わない方針を示し軍の増...

イデアル島事件

イデアル島事件とは連合帝国樹立に反対する勢力によって起こされたクーデターのことである。別名王室襲撃事件。 背景 次亜戦争が勝利したことでセカンド帝国はこの戦争で一気に国際社会の地位を獲得し列強の仲間入りをした。セカンド帝国は主要国であったレソナ帝国、アノニム帝国に単独では対...

Comments


bottom of page