top of page

陽動遊撃作戦案

陽動遊撃作戦案とは軍部総指揮官ダグラスが提案したアノニム帝国およびレソナ帝国に対する戦争計画である。

概要

次亜戦争に勝利したセカンド帝国は、イデアル王国、第二アードラー帝国とともに連合帝国の樹立を宣言した。大国となったセカンド帝国は仮想敵国をアノニム帝国、レソナ帝国と仮定した。

ダグラス指揮官はこの二国のどちらかと戦争になった場合次のような反攻作戦を提案した。


 1、来襲する敵艦隊をイデアル王国、第二アードラー帝国、第四艦隊基地の飛行場戦力と海上戦力により迎撃。

 2、主力艦隊を使い敵主力部隊を誘導、占領目標から離す。

 3、防衛が手薄になった目標を準主力部隊により攻撃、占領。

 4、準主力部隊を主力部隊方面に進軍させ敵を挟撃、撃破。

 5、敵が誘導されなかった場合は立場を反転させる。


ダグラス指揮官はこれを陽動遊撃作戦と呼称した。

ただしこの作戦には次のことが指摘されていた。

 ・誘導の判断が困難であり、進軍する部隊の選定に時間がかかる。

 ・主力部隊、準主力部隊を編成できるほどの余裕がない。

 ・集中運用で短期決着させるほうが現実的。


19xx年アノニム帝国との戦争が開戦し、この作戦が実行に移される予定であったが。アノニム帝国はレソナ帝国との戦争で連合帝国側には戦力がなく、主力部隊のみで十分と判断され実行されなかった。

関連記事

すべて表示

第七次補充計画

​第七次海軍補充計画とは次伊亞連合帝国軍部の建艦計画である。 概要 連合帝国は令唖戦争参戦決定に伴い第六次補充計画を決定した。当初国との全面戦争を行わない方針であった連合帝国軍は揚陸戦力をほとんど保持しておらず、上陸戦および海上輸送で苦戦することは過去の戦争からも明白であっ...

第六次補充計画

​第六次海軍補充計画とは次伊亞連合帝国軍部の建艦計画である。セカンド帝国、大イデアル王国、第二アードラー帝国の三国が参加した。​ 概要 19xx年、レソナ帝国とアノニム帝国との間で戦争が始まった(令唖戦争)。 連合帝国軍部は宣言通り令亞戦争への参戦は行わない方針を示し軍の増...

イデアル島事件

イデアル島事件とは連合帝国樹立に反対する勢力によって起こされたクーデターのことである。別名王室襲撃事件。 背景 次亜戦争が勝利したことでセカンド帝国はこの戦争で一気に国際社会の地位を獲得し列強の仲間入りをした。セカンド帝国は主要国であったレソナ帝国、アノニム帝国に単独では対...

Comentarios


bottom of page