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White級重巡洋艦

White級重巡洋艦とはレソナ帝国が建造した重巡洋艦。前期型(pjt-S7)と後期型(pjt-S7-2)では格納庫の有無で違いがあり別の艦級に分類することもある。

概要

レソナ帝国はAries級重巡洋艦とHorse級重巡洋艦を運用していた。Aries級はレソナ帝国初の巡洋艦であり、すでに旧式化していた。また、その設計を受け継いだHorse級も同様に旧式となりつつあり、レソナ帝国は新型巡洋艦の建造を計画することとした。

新型巡洋艦は航空機搭載型(pjt-S7)と非搭載型(pjt-S7-2)の二型で建造することとした。理由としては、以下の点が挙げられる。まず、前級および前々級の巡洋艦は航空機を搭載できなかったため、航空機搭載型の導入が必要とされた。また、格納庫の設置による艦内容積の減少を最低限に抑えるためにも、非搭載型が求められた。さらに、偵察用の航空機は部隊内に4~8機あれば十分とされており、全艦に搭載する必要はなかった。

実際の運用は、搭載型と非搭載型それぞれ2隻ずつの混載運用が想定されていた。

共通の特徴

主砲として20㎝三連装砲を4基搭載した。これは前級のものを基に三連装化したもので性能自体は前級とほぼ同等である。

副砲

副砲兼対空砲として10cm連装両用砲を搭載していた。搭載型には6基、非搭載型には8基が搭載されている。

搭載型と非搭載型の違い

航空機搭載型(pjt-S7)

航空機用の格納庫を煙突の両脇に設置していた。搭載数は格納庫内2機、露天2機の計4機であった。

非搭載型(pjt-S7-2)

格納庫がない分10㎝連装砲を2基多く搭載しており、また連装魚雷発射管を片舷2基の計4基搭載している。魚雷発射管には装填装置が搭載されており、最短1分で再度発射が可能である。また、魚雷格納庫は両舷共通であり、発射のために反転する必要が少なくなっている。装填用の予備魚雷は8本(2回発射分)であり、装填装置がある理由は航空機搭載型が搭載されていない分を補うためである。

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