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雷鷹型軽空母

雷鷹型航空母艦は、セカンド帝国海軍が初めて設計、建造した航空母艦である。

建造経緯

19xx年にアノニム帝国にて全通式の空母が建造された。全通甲板式の艦は初めてであり各国に影響を与えた。レソナ帝国は既存の艦を改装するなどし開発をはじめた。遅れてアードラー帝国、セカンド帝国も開発を始めた。セカンド帝国軍部は当初建造を見送っていたがアードラー帝国が空母を建造するという情報を聞き急遽計画中であった第一次海軍補充計画に組み込んだ。 軍部の要求は搭載数25機、主砲15.2㎝砲片舷8門の航空巡洋艦的なものであった。しかし工期短縮や運用方法の変更から最終的に搭載数20機10㎝連装両用砲4基となった

​艦形

​船体

紫吹型の設計を流用し建造された。格納庫は当初二階建てにする予定であったがアードラー帝国との緊張から工期の短縮が要求されたためシンプルな設計となり1階建てとなった。​その結果搭載数も計画の25機から24機(予備機4機)に減った。 ​煙突は屈曲煙突を採用し艦橋はできる限り小型化され、2階建てとなった

​機関

雲雀型で採用された艦三式ボイラーを中型艦向けに改良した艦三式改ボイラーを並列に6基搭した。 タービンは雷鷹型のために開発された艦二B式タービンを搭載した。それぞれ燃費向上を重視して作られたため結果として紫吹型の2.1海里/tから2.5海里/tに改善された。

​兵装

50口径10㎝連装両用砲B型を搭載した。砲戦も考慮し軽巡洋艦の主砲である15.2㎝連装砲を搭載する案もあったが対空性能の高さから10㎝砲が採用された。 この50口径10㎝連装両用砲B型は瑞月型の主砲を改良し装填速度の向上、新型対空弾に対応したものであった。両舷の前後に1基ずつの計4基搭載した。6基搭載する案もあったがスペースの都合で採用されなかった。

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