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雲雀型巡洋戦艦

雲雀型巡洋戦艦は、セカンド帝国海軍が初めて設計、建造した戦艦である

概要

​雲雀型巡洋戦艦とは、第一次海軍補充計画で建造された戦艦であり、セカンド帝国海軍で初めて建造された戦艦である。 全長は242br、全幅は29brと比較的小型である。(参考までに紫吹型重巡洋艦は全長221br、全幅21br) ​次亞戦争の終結の調印式に使用された。

​建造経緯

当時のセカンド帝国海軍は海軍計画を実行しており、それへの対抗としてアードラー帝国が戦艦を建造すると判断した。それに対応すべく計画され主砲に38cm砲を10門、偵察機兼対潜哨戒機として水上偵察機を8機の要求のもと2隻の建造が承認された。 しかし、実際にアードラー帝国は対抗計画(アイン・シェフ・バウン計画)を発表したものの、戦艦の建造は盛り込まれていなかった。そのため過剰戦力になることを恐れた軍部は計画数を1隻減らし、代艦として紫吹型が2隻追加で建造することとした。 ​(詳しくは第一次海軍補充計画を参照)

​船体

艦首喫水は尖ったような形状だった紫吹型と比べ、直線的な形状となっている。またセカンド帝国としては初めてとなるバルジを搭載しほかの艦では諦めていた水雷防御も強化されている。​

​艦橋は櫓式の7階建てとなっており、紫吹型よりも艦隊の指揮がしやすくなっている。また主砲付近の艦橋形状は主砲旋回の邪魔にならないように細くなっている。

武装

​主砲

当初は35㎝砲を搭載するつもりであったが、輸出元の大x国との関係悪化により、搭載できず代わりに関係が良好であった大イデアル王国が開発した38㎝砲をもとに自国で改良、三連装砲化した45口径38㎝三連装砲を搭載した。主砲塔はよくある背負い式を採用している。

​副砲

軽巡洋艦用に開発されていた15.2㎝連装砲を副砲向けに改修した45口径15.2㎝連装砲B型を採用し、航海塔横、艦橋斜め後ろ、第二煙突横、副艦橋横に各1基ずつの計8基搭載された。この配置だと前後4門向けることができた。 ​また対空砲として瑞月型の主砲である50口径10㎝砲を搭載した。この砲は各煙突の両脇に1基ずつの計4基搭載された。

​機銃

​空母の建造から対空火力の増強が命令され、28㎜三連装機銃を8基、40㎜機関砲を2基搭載した。しかしもともとつける予定はなかったため艦橋横の28㎜機銃と第3、第4主砲の間の28㎜機銃、単装機銃は無理やりつけることになり、主砲旋回の邪魔になってしまった

​艦載機

格納庫を設け5機搭載された。要求は8機だったものの艦のスペースの問題で3機へっている。​その代わりに建造中であった紫吹型の3,4番艦を偵察巡洋艦に改装することになった(蘭型重巡洋艦)。また次の102型戦艦では10機に増えている。

​同型艦

1番艦雲雀

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