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Pfau級航空母艦

-原始、鳥は神であった-


アードラー帝国が建造した急造空母。同型艦は2隻のみで名前は一番艦はファウ(Pfau)二番艦タウベ(Taube)であった。

建造経緯

第一次南方沖海戦でアードラー海軍は保有する航空母艦2隻のうち1隻を喪失した。続く第二次南方沖海戦では主力艦であるクステニア級を1隻喪失し一瞬にして戦局は不利となった。そのためアードラー海軍は減少した戦力を補うべく建造途中であった輸送船を航空母艦に改造することを決定した。

船体

基本設計は輸送船のままで飛行甲板とエレベーターを設置、格納庫は飛行甲板下に設けられた。格納庫との兼ね合いで船橋と煙突は飛行甲板上に移動された。着艦は考慮されておらず発艦後は近くの飛行場に着陸、もしくは不時着、不時着水が想定された。

兵装は機銃のみであったが、15.2cm砲の増設も視野に入れており特設巡洋艦のような運用も想定されていた。

速力は輸送船とおなじ15ktで空母としては低速な部類であった。

歴史

アノニム帝国とアードラー帝国を結ぶ輸送船として民間企業であるフェージ造船の1番、2番ドックにて起工した。次亜戦争に伴い軍部から修理用に大型ドックを空けるよう命じられ予定よりも早く進水式が行われた。それぞれ「ウェヌス」「ユノ」と命名され、別の造船所に移動した。

空母「フォーゲル」喪失に伴い、輸送船の空母改造が決定され、唯一進水まで終わっていた二隻が選ばれた。空母への改造は移動先の造船所にて行われ、それぞれ「ウェヌス」は「ファウ」に、「ユノ」は「タウベ」に改名された。搭載予定であった機銃は陸上戦にほぼすべて回されていたため、機銃は軍港防衛用に配備されていた機銃を搭載することとした。同じ理由で航空機も確保できず、改装後は待機が命令された。一度空襲を受けるも攻撃は「クラーニヒ」に集中され損害は一切受けなかった。

戦後はセカンド帝国に接収され調査ののち、輸送船に再度改装され第二アードラー帝国とセカンド帝国を結ぶ輸送船として活躍した。

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