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クステニア級戦艦

-それどころか自分で殺した-


クステニア級とはアードラー帝国が建造した大型巡洋艦のことである。アイン・シェフ・バウン計画にて建造された。

概要

セカンド帝国はイデアル王国の支援を受け20.3㎝砲を搭載した巡洋艦「紫吹」を建造した。しかし各国はこれを誇張と判断し15㎝砲搭載の小型の巡洋艦と判断した。

アードラー帝国軍部も同様の判断していたが、「レソナ帝国がセカンド帝国への軍事支援を計画している」という情報が入ったため20㎝砲搭載の巡洋艦を所持する可能性が浮上し、それに対抗する必要に迫られた。前級のダグラス級と同様アードラー帝国はアノニム帝国に共同設計を依頼した。アノニム帝国は主要軍港の使用許可と戦争時には貸し出すことを条件に承諾した。軍縮条約に批准しない国に建造させることで条約を潜り抜けるという意図があった。

艦影

船体

当時建造された艦の中で最も大きい艦であった。長船首楼型を採用し速力は30ktと高速であった。

兵装

主砲としてEli級大型巡洋艦に搭載されたものと全く同じ砲を3基背負い式に搭載した。Eli級同様当時としては比較的重武装であり、アードラー帝国の規模を考えると過剰ともいえる戦力であった。

副砲はEli級とは違い自国製の8㎝単装両用砲を搭載した。理由として15.2㎝砲は副砲としては火力が過剰であること、それに伴い装填速度が遅くあったからであった。この砲は傑作と名高く、フォーゲルにも搭載された。次亜戦争後には次国海軍も採用した。


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