-ēli lemā sabachthani 完了はしない-
Eli級大型巡洋艦とは、アノニム帝国が建造した大型巡洋艦。
四隻が計画されたものの次国海軍の戦艦雲雀建造に伴い建造中であった四番艦は破棄された。
概要
アノニム帝国はカリス級に対抗するため、30㎝砲を搭載した巡洋艦オーキッド級を建造した。しかしオーキッド級は軍縮条約とドックの大きさとの兼ね合いで思うように建造ができずカリス級と比べ戦闘力は低くあった。
18xx年、第二次令唖軍縮条約の条項がおおむね決定し、それに合わせ軍部は次期主力大型巡洋艦として4隻の計画を開始した。
それぞれアノニム神話から名前がとられ一番艦はEli、二番艦はLema、三番艦はsabachthani、四番艦はTetelestaiという名前で竣工した。
しかしセカンド帝国が38cm砲を搭載した大型艦を建造したという情報が入ったため、工事の進捗率50%に満たなかった四番艦は建造中止とされた。
竣工後は旧主力艦と入れ替わる形で第一艦隊第一戦隊に配属され旗艦となった。戦艦バートレー竣工後第二艦隊第二戦隊に配属され予備役となった。
兵装
主砲として30㎝三連装砲を3基背負い式に配置した。計画としては4基搭載する予定であったが、船体サイズとの兼ね合いから3基となった。それでも当時の巡洋艦の中では重武装であった。
副砲は15.2㎝単装砲片舷に4基、背負い式に搭載した。これも副砲としては大口径であり、主砲と合わせ火力は高いものとなった。一方で大口径ゆえの装填速度の遅さなどが懸念され、小口径砲を搭載するべきとの提案もあった。
名前
一番艦 Eli
二番艦 Lema
三番艦 Sabachthani
四番艦(未成) Tetelestai
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