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D型輸送艦

D型輸送艦とは連合帝国が建造した規格船の一つ。

第五次計画で建造された。

概要

建造

軍部は仮想敵国であったアノニム帝国に対する戦略として主力艦隊によって敵主力を誘導、別部隊によって重要拠点を攻撃、占領するという陽動遊撃作戦が立案された。

これにより軍部は主力艦隊とは別に港を攻撃する遊撃部隊が必要となった。この部隊はできるだけ脅威度を減らす必要があり、もっとも脅威度の低い輸送艦に偽装することにし、2隻が輸送艦が計画され最終的に輸送艦として承認された。

搭載機は水上機ではなく通常の空母と同一の艦上機とし、発着艦を可能とすることが要求された。この無理な要求に応えるため艦は大型化し、この艦のためにD規格が新しく策定された。

エレベーターで艦首のカタパルトに移動し発艦、後部の作業甲板に着艦するというエレベーターを経由する方法がとられた。この方法では発艦効率が悪かったが輸送艦に偽装するための妥協であった。

当初は攻撃機を搭載する予定であったが、竣工後すぐの発艦試験で攻撃機の発艦が困難であることが判明し予定であった攻撃機の搭載が断念された。また当初計画されていた二隻での運用が非現実的であると指摘され最終的に瑞鷹型二隻と運用されることに変更された。

艦型

前述のとおりD規格で建造された。輸送艦としてはかなり大型で軽空母である雷鷹型や瑞鷹型よりも大型であった。ボイラーは艦二式ボイラーを4基搭載し、補助機として艦一式ディーゼルを8基搭載した。速力は最大で25ktと輸送艦としては高速であった。

艦橋はおおむね輸送船と同じ構造であったが、内部には航空機用の大型エレベーターがあった。艦首にはへこみがあり、作戦時にはここにカタパルトを搭載した。煙突はC型給油艦と同じで直立煙突を並列で2本ならべた。

艦中央部には二つ目のエレベーターを搭載した。その後ろには兵員室と補給用の物資倉庫があった。甲板下にも物資倉庫があり一部は仮設の兵員室となっていた。作戦時には航空機用の格納庫として使用される予定であった。

旧紹介文(中の人用)


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