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Comet級水上機母艦

-それは変乱の兆し-


Comet級水上機母艦とはアノニム帝国が建造した水上機母艦。

建造経緯

アノニム帝国はそれまで海域の哨戒任務を駆逐艦以下の小型艦艇で行っていた。しかし小型艦艇では海域全域を哨戒することは不可能であり、またコストも高くあった。これを解決するため哨戒任務の大部分を水上機によって行うこととした。また長期作戦による隊員の疲労が問題となっており、休息するための艦が要望されていた。

この二つのことから新型艦の建造が承認され西艦隊東艦隊にそれぞれ1隻ずつの2隻が竣工した。のちに3.4番艦も計画されたが空母として竣工した(Stella級航空母艦)。

水上機母艦

短船首楼型の船体が採用された。

居住区は艦前方に集中しており、後部は格納庫や工作室が主であった。格納庫はアノニム帝国としては珍しく2層で格納庫面積は1310brであった。上段格納庫上は着艦も計画されていたが計画よりも狭くなったため行われなかった。

カタパルトは艦中央部艦後部に2基ずつ搭載された。自衛用に8cm連装砲を艦首に2基40mm機関砲を格納庫上に2基搭載した。

揚陸艦

第一次世界戦争の勃発により揚陸戦力が早急に必要となった。もともと船員室や格納庫があった本艦はカタパルトを外すだけで揚陸艦として使用可能であった。そのためいち早く改装が行われた。しかし揚陸作戦を行う前に戦況が悪化したため使用されることはなかった。

航空母艦に再改装することが計画されたがほかの艦の改装が優先されたため改装されることはなく、のちに敵国に鹵獲されることを恐れた軍部によって自沈処分された。

同型艦

1番艦 Comet 2番艦 Nova

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