A型小型艇母艦

A型小型艇母艦とは、セカンド帝国が建造した特務艦である。

概要

​帝国海軍は次亞戦争後もこれまで同様小型艇を哨戒隊として運用していた。しかし1号型戦闘艇のような旧式艇では哨戒範囲に限界があった。また当時開発中の潜水艦支援のためにも海上での移動基地のような艦が必要であった。​その試作として建造されたのが本艦である。 ​輸送船ベースの船体に居住性、偵察機運用能力、補給能力が求められた結果、どれも中途半端な性能となってしまった。

​船体

​本型は、補給能力として1号型戦闘艇または新型潜水艦4隻の整備及び補給、作戦指揮能力、通信能力を備えている。要求では乾風型駆逐艦4隻分の補給能力であったが船体の大きさから小型艇4隻分となった。​ 自衛兵装として10㎝両用砲を艦種に連装で2基後部に単装で1基搭載した。これは駆逐艦未満の小型艇に対するものであった。 ​後部には水上機用の飛行甲板があり、偵察機4機もしくは連絡機2機を搭載した。輸送時には物資を積載することもあった。