概要
セカンド帝国は陸上戦力の不足から思うように亞島の制圧ができずアードラー帝国の首脳を取り逃がしてしまった。また次亞戦争終結後もイデアル島事件から国民の反乱が懸念されており、脆弱な陸上戦力が問題視され増強することとなった。
次伊亞三国同盟(後の連合帝国)の成立に伴い第四次海軍補充計画にて陸軍の編成および陸上戦力の増強を下令した。しかし資金不足と開発の遅れから装甲戦力と揚陸戦力の増強は見送られ第五次補充計画にて増強することとなった。
輸送船の船体を流用した揚陸艦を建造する予定であったが、軍最高指揮官の意向から、前級を基にした高速揚陸艦を建造することとなった。
計画
502型は前級同様目標の偵察、艦砲射撃、揚陸を単艦で済ませられることが要求され、要求性能は水陸両用戦車8両、揚陸艇8隻、水上偵察機4機、速力30kt、12㎝砲6門という非常に高いものであった。この要求に対し水陸両用戦車8両、揚陸艇4艇、水上偵察機6機、速力25kt、12㎝砲6門となった。
艦型
艦前部に12㎝連装砲を3基背負い式に搭載し、艦中央部にカタパルト、後部には水上機用の開放型格納庫と飛行甲板を設置した。開放型格納庫は揚陸艇を搭載することを前提としており最大6艇を運用することができた。格納庫直下にも格納庫があり水陸両用戦車を8両もしくは水上偵察機6機を搭載することができた。
Comments