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​第一次海軍補充計画

概要

​第一次海軍補充計画とはセカンド帝国海軍の建艦計画である。この計画で初めて戦艦を建造した。

​歴史的経緯

セカンド帝国軍部は戦艦の所有することを目標としていた。しかし戦艦の建造は仮想敵国であるアードラー帝国には戦力過剰であり、他国から警戒されるとされていた。それを回避すべくアードラー帝国が過剰に戦力を増強させているように見えるように誘導し、それへの対抗として戦艦を建造せざるを得なかったふりをしようとした。そのために海軍計画を表向きにはかなり小規模に、アードラー帝国にはそのまま発表し、「小規模な計画に過剰に戦力を備えようとしているアードラー帝国」という構図を作ろうとした。またこの時アードラー帝国は戦艦を建造するだろうと判断され、戦艦を2隻建造することを計画した。 しかしアードラー帝国は紫吹型が重巡であることを「誇示しているだけで実際は違うだろう」と否定し他国同様軽巡と認識、戦艦の建造を見送った。一方で重武装駆逐艦である401級の建造は実際より少なくしているとし、また402級は量産型駆逐艦であると認識したことから、駆逐艦に対処しやすい旧型重巡の改装、新型重巡2隻の建造を発表した(アイン・シェフ・バウン計画)。 それに伴いセカンド帝国は戦艦2隻だと過剰戦力になりかねないとし、建造数を1隻に変更し代艦として紫吹型を2隻建造することにした。また戦艦は試験的な建造と発表し、当時軽視されていた空母も試験的に建造することとした。

​計画

戦艦を1隻と軽空母を2隻、紫吹型を2隻、また駆逐隊の指揮のための軽巡洋艦を2隻、護衛戦力として402駆逐艦8隻、401駆逐艦の改良型である401A型駆逐艦を4隻、また既存の艦の対空強化も計画した。

編成

主力艦隊

第一戦隊 雲雀型戦艦「雲雀」

第二戦隊 紫吹型重巡洋艦「紫吹」「晴岳」

第一航空戦隊 雷鷹型軽空母「雷鷹」「玲鷹」

第一水雷戦隊 阿瀬型軽巡洋艦「阿瀬」「城戸」

​(第一駆逐隊)  改瑞月型駆逐艦「蒼月」「朔月」「狐月」「朝月」

第一哨戒隊​ 蘭型偵察巡洋艦「蘭」「常和」

​(第二駆逐隊)  瑞月型駆逐艦「瑞月」「欠月」「零月」「雷月」

第三駆逐隊 乾風型駆逐艦「乾風」(南方沖海戦後除籍)「霜夜」「冬旱(ふゆひでり)」「狐火」

第四駆逐隊 乾風型駆逐艦「三冬」「夜長」「季秋」「白露(はくろ)」

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