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新張型大型巡洋艦

新張型大型巡洋艦とは、セカンド帝国が建造した巡洋艦である。第三次海軍補充計画​によって建造された。

概要

次国海軍は、防衛用の艦として高速で火力のある巡洋艦を必要としていた。 第三次海軍補充計画が発足し、20㎝砲を主砲とする巡洋艦の設計が命じられた。これに対し政府は巡洋艦では火力不足とし戦艦に変更することが要求した。軍部は巡洋艦で十分であると反論した。最終的に両者の折衷案が採用され30㎝砲15門、最大戦速34ktの巡洋艦として建造が命じられた。 開発の開始は205型の方が先であったが、建造が承認されたのは本型の方が先であったため本型の方が204型となった。

​兵装

​主砲

​クステニア級大型巡洋艦に搭載された30㎝砲を参考に開発された。性能は最大仰角45°射撃速度は3発/分、射角は第一、第二砲塔は140°、第三砲塔は120°、第四、第五砲塔は135°であった。

​副砲とその他兵装

​副砲は10㎝連装高角砲を採用し両舷艦中央部に5基ずつの計10基20門を搭載した。魚雷発射管は紫吹型同様搭載されず、また​次国海軍としては珍しく航空機も搭載されなかった。これは遠距離での砲戦が考慮されていなかったこと、迎撃が主であるため偵察機が必要なかったことに起因する。


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