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岩狩型航空巡洋艦

岩狩型航空巡洋艦とは、セカンド帝国の特殊巡洋艦である。

概要

​セカンド帝国軍部は海上での航空機運用方法を模索していた。第一次南方沖海戦での蘭型偵察巡洋艦の活躍から航空巡洋艦を開発することを決定した。建造が放棄され解体予定であった203A型軽巡洋艦の船体流用し建造された。 要求性能は15.5㎝10門、搭載機20機、速力30㏏でであった。これに対し15.5㎝三連装砲4基12門、12.7㎝連装砲4基、搭載数18機、速力30㏏の巡洋艦として竣工した。 ​蘭型と同様の理由で書類上の分類は軽巡洋艦であった。

​艦形

​203A型軽巡洋艦

第二次補充計画によって4隻の軽巡洋艦の開発が始まった。小型艦対策用と水雷戦隊指揮用の2種が立案され、前者は203A型、後者は203B型(後の高上型軽巡洋艦)として起工した。 15.5㎝三連装砲7基、12.7㎝連装砲6基、速力30㏏の艦になる予定であった。

​岩狩型航空巡洋艦

203A型は次亞戦争の影響で建造が放棄された。船体のみできていたため航空機運用の研究として改装されることとなった。煙突までを同じ設計にし煙突以降は格納庫とすることとした。​この結果搭載数は15機となった。また水上機との同時運用も考慮され、露天駐機で水上機を8機搭載することも想定された。

​兵装​

主砲として15.5㎝三連装砲を4基搭載した。この砲は高上型に搭載されたものと同一のもので仰角は55度、射程は25㎞で毎分5発射撃することが可能だった。対空射撃も可能とされており、高上型同様、高角砲としても期待されていた。副砲は卯波型に搭載された12㎝連装砲を4基搭載していた。

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