高上型軽巡洋艦とは、セカンド帝国が建造した軽巡洋艦である。第二次海軍補充計画によって計画、建造された。
概要
帝国海軍は小型艦対策として速射砲を多数搭載した軽巡洋艦を模索していた。15.5㎝三連装砲7基、魚雷発射管4基を搭載する203A案と15.5cm三連装砲5基、魚雷発射管2基を搭載する203B案の二種類の案が採用された。 しかし次亞戦争の影響で資金が不足し計画は縮小され、最終的に203B案の改良案が承認された。15.5㎝三連装砲6基、三連装魚雷発射管2基の艦となった。
兵装
主砲として新型の15.5㎝砲を背負い式で6基搭載した。仰角55度、射界120°、射程25㎞、毎分5発の発射速度を誇った。副砲は搭載されておらず高角砲の役割も担った。 艦載機として水上偵察機を2基搭載した。もっとも偵察機を使用しないことの方が多く、搭載しないこともあった。
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