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​乾風型駆逐艦

乾風(あなぜ)型駆逐艦とは海軍計画によって計画、建造された駆逐艦である。

​建造経緯

​1880年セカンド帝国はアードラー帝国から独立しグエムニム諸島4島を統治することとなった。そのため今まで以上の海上護衛戦力が必要となりセカンド帝国は護衛艦の建造を迫られた。また各国への対抗から海軍計画が進められており、主力艦の護衛戦力も必要であった。この二つの要因に押される形で計画された。 計画では瑞月型駆逐艦の完成までのつなぎとして使われる予定であったが瑞月型を作るほどの資金がなかったこと、瑞月型の性能があまり良くなかったことから瑞月型竣工後も使用することとなり、4隻の計画から8隻に計画に変更された。 ​竣工すぐは商船護衛へ投入され、瑞月型竣工後は紫吹型の護衛に投入された。また練習艦としても使われた。

艦形

短い期間で建造するため、同時期の駆逐艦の中で最も小さい船体を採用した。艦橋も船体同様​かなりコンパクトにされており竣工後すぐは最低限の設備しか搭載されていなかった。

武装

主砲

竣工すぐの1番艦から4番艦は10㎝榴弾砲をそのまま搭載していた。新型砲が製造され始めたことから5番艦からは50口径10cm艦載砲を搭載し1番艦から4番艦も順次換装された。1882年の第一次海軍補充計画で瑞月型同様50口径10㎝両用砲に換装された。

魚雷

​船体の関係で三連装1基の搭載となった。

機銃

​40㎜機関砲を2基搭載された。 その後の改装で6基に増設された。

​同型艦

1番艦乾風(あなぜ) 2番艦霜夜  3番艦冬旱(ふゆひでり)4番艦狐火 5番艦三冬6番艦夜長

7番艦季秋8番艦白露(はくろまたはびゃくろ)

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