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翠風型の名前の元となった短歌
翠風
有明の
雲雀の山の
翠風
セカンド帝国の中でも有名な句。
夏の明け方の緑生い茂る雲雀山からくるさわやかで心地の良い風のことを詠った句。
この句はもともと長句として作られておりこの後に続けて詠むことが前提の句である。そのため単体ではあまり意味はなくこの後の7、7(短句)によって意味が出来上がる。宿題で出されることもあり国民からは親しまれている。
これに続けた有名な句
有明の
雲雀の山の
翠風
吹けど飛ばさぬ
この重り石
有明の
雲雀の山の
翠風
祭りの匂いは
どこへ行ったか
海軍総司令官
第1回次国俳諧大会 受賞作品
蒼風
蒼風や
亭午の凪の
白昼夢
静かな朔も
夢幻かな
第一次南方沖海戦後 次国海軍臨時司令官が詠んだ句
海の風に対し昼間の凪は自分の幻想であった。
今朝思い浮かべていた静かな月も幻想になるのかもしれないと綴った句
※蒼風=海の風を指す造語。亭午=日が南中すること。転じて正午。
凪=風がやんで、波がなくなり。海面が静まること。朔=新月のこと。
少し暗い名前の由来
天辜型駆逐艦「天辜」
最高司令官が提案した言葉。最高司令官は意味を天に包まれる幸福と説明した。
ちなみに「辜」という漢字には、
・つみ。とが。重いつみ。「無辜」
・はりつけ。また、はりつけにする。
・ひとりじめにする。「辜較」
と真逆の意味を持つ(漢字ペディアより引用)。
余談だが同型艦にはセカンド帝国初の喪失艦で最高司令官の友人が艦長を務めていた駆逐艦乾風の二代目が存在する。
104型戦艦
104型戦艦「箔烏」の烏はカラスです。鳥ではありません。
グエムニム諸島(セカンド帝国)の言葉でどんな人でも頑張れば価値ができるという意味。「箔のついた烏」ということわざを省略したもの。
正確な読みは「はくう」であるが、「はくちょう」読みでも問題ないとされている。